異国スイスの葬儀のマナーなんて知らないし、我が家のスイス人は当てにならない…ってな訳で、日本的に全身黒ずくめのマックロクロスケで参列することにした我々。
チャペルに到着したワタクシ、目が仰天。
皆様、色とりどりの普段着着用してるではないですかっ
葬儀に厚化粧はダメよと教わったから、薄化粧で行ったのに…
…真っ赤な口紅つけてる方もいるし、みんな通常メイクでアイラインもがっつり
ワタクシ1人、血色悪い平たい顔族で逆に目立つじゃないのっ
葬式は黒のフォーマル → 普段着。白や赤いジャケット着てる方、ジーンズもあり…
男性は黒ネクタイ → パパさんのみ
アクセサリーはパール → 貴金属上等、ゴールド当たり前。ブローチつけてますが何か?
携帯はオフ → 携帯なってるし?(知人の方)
ワタクシが日本で学び身に着けたマナー、スイスで全くの適用外です…
なんなんだかなぁ…
「なんで誰も黒ネクタイつけてないの?」と驚くパパさん…それはワタクシが声を大にして言いたい!!!
それでも、知人たちは100歩譲って良しとしよう…
ひいばあばの子供たちは…ばあばも、ばあばの妹も白ブラウスにグレー系。
まぁ、控えめにまとめてるし、良しとしよう…
ひいばあばの1番お気に入りの息子(ばあばの弟)、彼ならきっと黒を着てるはず…
…と思ったら、何を血迷ったか迷彩柄のジャケット着てるじゃないですかっΣ( ̄ロ ̄|||)
迷彩柄って…戦闘態勢で葬儀に参列って、全く意味不明だし???
ワタクシの常識はまったく通用せず…なにを着ようか、悩むだけ無駄だった
「仕方ないさ…彼はひいばあばのお気に入りで彼がすることは常に正しいと可愛がられてたし、誰も彼を止められないさ」とパパさんも呆れ顔。
髪も髭も伸び放題…もっと小綺麗にして来いよって思うけど、もしかしたら「ひいばあばが良くなるまで切らない」と彼なりの願掛けだったのかもしれないし?(ありえないな…)
迷彩柄だって、絶対泣かないぞって自らを奮い立たせるカモフラージュ的役割だったかもしれないし?(それもないと思うけど?)
人のココロは奥底深いし、理解しろって方が無理なのかもね。
郷に入っては郷に従え…とはいうけれど、今まで信じ守ってきた常識(マナー?)が覆されるのはキツイものがあります。今更、身についてるマナーも考え方も簡単には変えられないし?
「黒は高くても、質の良いものを買いなさい」と母に教えられたけど、スイスじゃ無意味でございました…慌てて喪服を買わなくてよかったっ
とはいえ、普段服で葬儀に参加する勇気も気持ちもないし、今後もマックロクロスケで参列かな?
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